10/8 げんき・ゆうき・こんき・ほんき

10/8 げんき・ゆうき・こんき・ほんき

2週間前から気にする天気予報。

 

毎度お馴染みの傘マーク…

 

運動会ってかなりの確率で延期。

 

実は雨男…

 

って今更気付いた?って卒園したお母さんに

 

何年か前に言われたのを思い出してみた。

 

でも、何とか耐えて晴れなくても気候的にはベスト。

 

しかし…ずっと喋っていた自分は

 

いくら水飲んでも声が出ないくらい

 

乾燥していた今年度の運動会。

 

 

入替制の撮影場所&座席に余裕あり、のせいか

 

朝の席取りのお父さんたちも少ない。

 

先頭のお父さんは6時。

 

コロナ前の先頭は、日付けが変わるくらいの時間。

 

6時だと神社の境内まで列が伸びていた程。

 

でも、始まってみれば

 

制限がない為、たくさん家族の方々で

 

トラックを一周囲めて一安心。

 

 

 

通常、初めての運動会なのが年少児のたんぽぽさん。

 

しかし…今年度は、ほとんど子が2回目。

 

そして、初めての4年保育のすみれさん。

 

今年は、午前で終わった去年とは違う

 

通常通りの一日開催は全員が初。

 

『かけっこ』は我先に飛び出す必死さ

 

『いす体操』で種目を間違えても

 

『ウキウキパレード』では

 

去年のおゆうぎ会は恥ずかしがっていたのに

 

楽しそうに小さな身体を目一杯動かして踊る姿

 

どれも一生懸命が故。

 

長い時間、最後まで本当によくがんばったね!

 

 

 

 

少人数を感じさない元気な声と動きで

 

協力できた年中児のももぐみさん。

 

パラバルーンの練習初日

「おおきなパラバルーンだけど…

ももさんだけじゃ大きなおうちが作れるかなぁ…

どうしようか…?」

 

遠足ではお母さんと一緒に出来たけど

 

運動会では、そうはいかない。

 

ももさん、みんなで考えた結果…

 

「きくさんにおてつだいしてもらう!」

 

快く、見本となり、力を貸してくれた

きくぐみさん。

 

本来、ももさんの発表種目なので

 

「ももさんより、目立ってはいけない

“黒子”に徹せよ」

 

これがきくさんに与えられたミッション。

 

練習の始めの「おねがいします」

 

終わりの「ありがとうございました」

 

お互いが“助け合い”の心を

 

パラバルーンを通して培うことが出来たからこそ

 

最後の“花火”は今までで一番大きく

 

そして…

力が一つ

心が一つにならないと

 

あれだけ綺麗に真上には上がらない。

 

初の試み…

“もも feat.きく”

 

学年を越えて協力できたパラバルーン。

 

今度は、今のたんぽぽさんがももさんになったら

 

同じように力を貸してあげる番だね!

 

 

 

 

何とか最後に“通常通り”の運動会を

 

経験させてあげられた年長児のきくぐみさん。

 

一学期から少しずつ始めたものの

 

二学期は暑すぎて室内練習が多かった『組立体操』

 

3年間の基礎があるからこそできる種目の一つ。

 

今年の最後は、“タワー”ではなく

 

人数の都合上、全員で“ピラミッド”

 

練習終盤、全員が揃わず…だっけど

 

見事に綺麗に完成できた。

 

「いくぞー!!」の掛け声と共に始める

 

きくさんの全員種目。

 

(ちなみに掛け声役は立候補制で

きくさんみんなで選挙して決めました)

 

そして、最後に掛ける曲

 

夏に息子と観た映画『東京リベ2』

 

聞いた瞬間…

「はい!今年これ!」

で即決。

 

しかし…映画の内容とリンクせず

 

いい歌詞だけど…

子どもたちへのメッセージ性に欠ける…

 

と一度、却下。

 

他の曲で…と準備したら

 

担任から

「東リべの方がいい!」と

デカい横槍を刺され即却下…(笑)

 

友の死に対し

「命は儚く美しいものには当てはまらない」

 

重く難しい歌詞だけど

 

子どもたちには、いつか知って欲しいな…

 

っていう意味と曲。

 

 

同じく3年間の“げんき・ゆうき・こんき”

 

の過程があるからこそできる『ぼくの力 わたしの力』

 

難易度が高い種目だけど

 

3年間、積み重ねたからできる“挑戦”種目。

 

種目の完成よりも、練習の過程が

 

誰にでも得意なこと、苦手なことがある。

 

今のご時世…

 

「苦手なら、嫌ならしなくてもいい

無理にがんばることはしなくていい」

 

に近い風潮にある気がする。

 

“時代の流れ”で済むのかもしれないけど

 

挑戦(経験)する前から

 

避けたり、諦めてしまうことが

 

幼児期に必要だろうか…

 

食わず嫌いで言い換えれば

「無理して苦手なものを食べなくてもいい…

好きなものだけ食べなさい」

 

一度でいいから口にしてみよう。

 

とにかく試してみる…

 

くまのでは、体操を通して

 

「まず、やっみよう!」

 

…を“跳箱”で  “鉄棒”で  教え、培ってきた。

 

できた!の達成感から生まれる“自信”

 

成功失敗を繰り返すことで得る“経験”

 

できなくても、悔しくても、諦めない“根気”

 

「やってみよう!」に必要な一歩を踏み出す“勇気”

 

…をくまの幼稚園では教え、心を育てたい。

 

 

 

 

そして…

4年ぶりの保護者競技と

 

コロナ前、最後の時は順延続きで平日開催となった為、5年ぶりとなる小学生以上の競技。

 

やっぱり、これがないと本来のくまのの運動会ではない。

 

『綱引き』・『ムカデ&大縄』・『リレー』

保護者クラス対抗の三番勝負

 

参加するお父さん、お母さんたちが本気!

 

その姿に子どもたちも家族みんなの応援も本気!

 

“勝利”の為にクラスで一致団結するからこそ

 

盛り上がる真剣勝負!

 

真剣が故、『ムカデ』では失格も…

 

ルール(約束)には厳しいくまの幼稚園。

 

みんなが本気ならジャッジも本気!

 

360度、VARに囲まれているような状況ですから(笑)

 

でも審判のいばっちも4年ぶりに帰ってきた光景と雰囲気に興奮しすぎて…

 

順位を間違える…勝ち点を間違える…の始末。

(はしゃぎ過ぎました…本当にすみません…)

 

 

今年度の三番勝負の結果は…

 

4年ぶりの復活にふさわしい?!

 

何と!全クラスが同ポイントっていう奇跡!

 

来年、決着付けましょう(笑)

 

 

 

午前午後とたくさん集まってくれた小学生競技。

 

特に午後のリレーには1年生から高校生まで約60名!!

 

お友だち同士で誘って来てくれた子、

 

卒園生のママたちで声を掛け合っていただいたお陰で

 

大勢の子たちがくまのに帰ってきてくれました。

 

リレー前の並んでいる光景を見て涙が出そうなくらい嬉しかった…

 

 

 

そして…リニューアルした『親子ダンス』

 

遠足や行事の“親子体操”とは違って

 

ママ向きでダンスも難易度↑、曲も(笑)

 

幼稚園での練習は1回のみ↓

 

“上手に踊る” のではなく “たのしく踊る”

 

おうちでお母さんとの練習も運動会での思い出の一つ。

 

 

園児も保護者も小学生も先生も…

これが全員参加のくまのの運動会!

 

 

 

 

最後になりましたが…

その運動会を支えて下さったクラス役員さん。

 

特に今年度は役員さんの人数も減り、大変だったことと思います。

 

でも、人数減を感じさせない結束とお気遣い、手際の良さ!

 

特に後片付けは…

通常運動会を経験済みの保護者の皆さんと共に

 

あっという間にロープと杭がなくなり、万国旗が下げられ、園庭には入場門のみっていう

 

ドリフの大道具並みにあっという間に片付けられていた(笑)

 

 

いつも助けてくれてありがとう!

役員戦隊・クマノヤクイーンズ!! (注)役員+Queenね(笑)

 

いばっち